ジャンル・エリア : 三重 2012年01月19日

水が流れる姿で凍り付いた氷瀑=菰野町の御在所岳で
菰野町の御在所岳(1、212メートル)の冬の風物詩「氷瀑」が見ごろを迎えている。日光に照らされて溶けた表面がきらめき、観光客らの目を引いている。天候次第だが、2月中旬まで楽しめそう。
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高さ10メートル、幅20メートルで、厚さは最大3メートルの氷の滝。御在所ロープウエイ社員が組み上げた鉄パイプに、昨年末から水を吹き付けて完成させた。厳しい冷え込みで、元旦にはほぼ出来上がっていたという。
カメラを構えた人らからは「予想したほど大きくないかな」という声もあったが、初めて見たという愛知県岡崎市伊賀町の主婦石原弘子さん(68)は「水が流れるまま自然体で凍っている姿が素晴らしい」と満足げだった。 (福岡範行)