ジャンル・エリア : 静岡 2012年01月31日

ピンクの花を咲かせるツバキ「太郎冠者」=静岡市駿河区池田の静峰園・椿の里で
今月初めに開園した静岡市駿河区池田のツバキ園「静峰園・椿(つばき)の里」で、一部の品種が見ごろとなり始め、来園者の目を楽しませている。
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有度(うど)山の斜面に広がる「椿の里」は、約6000平方メートルの敷地に約500種のツバキの木が計約530本植えられている。現在、見ごろとなっているのは、赤い花びらの縁が白い「タマビューティー」や、淡いピンクの「乙女椿(おとめつばき)」など。園全体では2分咲きほどという。
園主の川口厚夫さんは「乾燥した日が昨年からずっと続いたのと、寒さの影響で、咲きが1カ月ほど遅れている。2月中ごろには咲きだし、楽しませてくれるでしょう」と話していた。
園内からは、富士山や南アルプスなども望める。開園期間は3月31日まで。入場料は高校生以上700円、中学生以下300円。2月10日までの入園者には、再度来場したとき無料の招待券を配布する。問い合わせは同園=電054(262)1228=へ。 (渡辺正夫)