ジャンル・エリア : 岐阜 2012年04月10日

屋台のほこりを落とす麒麟台組の人たち=高山市上一之町で
高山市で14、15日に開かれる「春の高山祭」(山王祭)に向け、旧城下町で8日、主役の屋台に飾り付けなどをする「屋台やわい」が5つの組であった。これで祭りで繰り出す12台すべての準備が整った。
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好天の下、同市上一之町の麒麟(きりん)台組では、住民約30人が集まって作業。蔵から屋台を出し、取り外して保管していた彫刻などを飾り付けたり、1年間のほこりを払い落としたりした。
祭り運営全体の責任者「宮本長」を務める麒麟台組の石川浩平さん(75)は「全国各地区に氏神様がいて、各地域で祭りができることは幸せ。私たちにできることは祭礼を続けていくこと。当日も晴れてほしい」と話していた。(大沢悠)