ジャンル・エリア : 愛知 2012年06月29日

24日に生まれたジェンツーペンギンの「ベッキー」=美浜町の南知多ビーチランドで
美浜町奥田の南知多ビーチランドで、ジェンツーペンギンのひなが人工ふ化で生まれた。ビーチランドでは2年ぶり5例目。7月1日から人工飼育専用施設「ペンギンラボ」で一般公開する。
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南極大陸周辺の島に生息するジェンツーペンギンは、18種いるペンギンの仲間で3番目に大きい。ビーチランドでは7羽の成鳥を飼育しており、マッキー(雄、8歳)とベリー(雌、8歳)から生まれた卵がふ化した。
ビーチランドでは、親鳥同士の縄張り争いで割れないように卵を人工ふ化させている。「ベッキー」と名付けられたひなは、24日朝にふ化。魚のすり身とミルクを混ぜた流動食を元気よく飲み、28日現在で体長15センチ、体重107グラムと順調に育っている。
昼でも常に寝ているが、1日4回の餌の時間の前後には、小さな羽と足をばたつかせる愛くるしい姿が見られる。飼育担当の井手朱梨(あかり)さん(22)は「羽毛がふわふわしてかわいい。あっという間に大きくなるので、早く見に来て」と話した。(問)南知多ビーチランド=電0569(87)2000
(吉岡雅幸)