ジャンル・エリア : 富山 2012年08月01日

環境教育で植えられたヒマワリの花の迷路を駆け回る子どもたち=射水市黒河で
射水市の県立大キャンパスにある大学農地のヒマワリ畑につくられた迷路の一般開放が、31日始まった。市と共同の環境教育事業「ひまわり大作戦」の一環。初日は、招待された同市中太閤山の杉の子保育園の年長児24人が、6万本のヒマワリの中を歓声を上げて駆け回った。
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6月1日に学生と農事組合法人ファーム大島が種をまいてヒマワリを育て、畑の半分ほどに当たる30アールを迷路にした。
迷路で園児らは「迷った、こっち行こう」「そっち行き止まりだよ」などと声を掛け合いながら出口を探した。張琳ちゃん(5つ)は「花の迷路は楽しかった」と話した。
ひまわり大作戦は、ヒマワリ油からバイオディーゼル燃料を精製し、化石燃料を使わないことで二酸化炭素の排出を抑える狙いで、2年目。迷路はお盆前ごろまで開放する。事前に利用を申し込んだ学校や保育園などの団体は先着で記念の缶バッジがもらえる。
問い合わせは、同大事務局情報研究係=電0766(56)7500=へ。
(石川尚里)