ジャンル・エリア : 三重 2008年12月09日

かやぶき屋根のほこりを落とす忍者姿の職員=伊賀市の伊賀流忍者博物館で
伊賀市上野丸之内の伊賀流忍者博物館で8日、年末恒例の大そうじがあり、忍者姿の職員がかやぶき屋根のすす払いをした。
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江戸時代後期の農家を移築した忍者屋敷では、くノ一姿の女性職員が、先にササを付けた長さ3メートルの竹で、かやぶき屋根の落ち葉やほこりを払い落とした。
仕掛けがある屋敷内では床や展示物を磨き、天井や地下に潜む忍者の人形の衣装を取り換えた。
7日までの今年の入館者は19万7612人で昨年同期を2万7500人下回った。中川清子館長は「ガソリン高や新名神高速道路の開通が影響した。来年は手裏剣選手権大会を開く予定で、たくさんの観光客に来てほしい」。年内は28日まで開き、新年は2日から。
(平井良信)