ジャンル・エリア : 近畿 2013年02月04日

期間中着られる奈良時代の装束=大津市瀬田南大萱町の県埋蔵文化財センターで(県文化財保護協会提供)
県文化財保護協会などは9~11日、草津市新浜町のイオンモール草津で、文化財を活用した子ども向け体験学習「体験タイムトラベル・古代へGO!」を開く。古代人の格好をして往時をしのぶ企画などで、楽しみながら歴史に理解を深めてもらう。
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買い物に来た子どもたちに、歴史文化に気軽に親しんでもらおうと企画。昨年に続き2回目で、今年は古代人の装飾品や衣装のレプリカを着られるコーナーを設けた。レプリカは、弥生時代の銅製腕輪、古墳時代のかぶととよろい、奈良時代の装束などを用意する。
また県内の遺跡から出てきた土偶や腕輪など縄文時代から平安時代にかけての35種類の出土品の展示や勾玉(まがたま)製作体験、スタンプラリーを通じて、近江の歴史や文化を学べる内容になっている。
同協会の瀬口真司主任(44)は「歴史は体感でき楽しめるものだということを強調したい。カメラを持ってきて古代人になりきってほしい」と話している。
勾玉作りは材料費300円で午前10時から各日先着24人に整理券を配り、午後1時と3時の2回に分けて行う。そのほかは無料で午前10時から午後4時半まで。
(堀尾法道)