ジャンル・エリア : 福井 2013年02月05日

水墨画のような景色に春を呼び込むように咲く黄色のマンサク=福井市城戸ノ内町で
春の訪れをいち早く告げるマンサクの花が、福井市城戸ノ内町の一乗谷川沿いで咲き始めた。4日は二十四節気の立春。雨の中、控えめな黄色が早春のぬくもりを届けている。
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マンサクの名前の由来には、春先に種々の花に先駆けて咲くことから「まず咲く」がなまったとの説がある。リボンを思わせる花びらは、先端にくるんとしたカーブを描く。
一時は40センチあった一帯の雪も、ここ数日は寒さが緩み、雪解けが進んだ。地元の人によると、開花は例年より1週間ほど早く、3月まで楽しめるという。
(吉野淳一)