ジャンル・エリア : 近畿 2013年02月18日

琵琶湖で水揚げされた魚貝類などが販売され、にぎわう会場=草津市の近鉄百貨店草津店で
琵琶湖で水揚げされる魚や貝の魅力をPRする「びわこ水産まつり」が、草津市渋川一の近鉄百貨店草津店で開かれている。20日まで。
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琵琶湖漁業の漁獲量は、1955(昭和30)年ごろは1万トン前後あったが、2009年は1560トンまで減少。魚離れが進む中、恵みの味を思い出してもらおうと、水産業3団体の青年部でつくる県水産後継者連絡協議会が初めて企画した。
会場では、シジミやイサザ、氷魚など取れたての魚介のほか、アユの塩焼きやフライ、氷魚の空揚げなどを販売。漁法や漁具を紹介するコーナーも設けられた。
シジミやエビを購入した栗東市霊仙寺のパート檜垣綾子さん(77)は「琵琶湖の水産物が一堂に集まるのは珍しい。シジミはみそ汁に、エビは大豆と炊きます」と笑顔を見せた。
販売は午前10時~午後7時。最終日は同4時まで。各日先着100人にしじみ汁が振る舞われる。(倉形友理)