ジャンル・エリア : 三重 2013年02月28日

ようやくつぼみを付けてきた「てんれい桜」=志摩市大王町波切の大慈寺で
志摩市大王町波切の大慈寺(だいじじ)で「てんれい桜」と名付けられた早咲きのカワヅザクラの見頃が近づいている。例年より1週間ほど開花が遅れていたが、次々とつぼみが膨らみ始めた。
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カワヅザクラは、静岡県河津町に原木がある。大慈寺では、故秀森典嶺(てんれい)・先代住職が1992年に枝を分けてもらい、挿し木にして発根に成功。てんれい桜と命名した。
その後、木を購入するなどして現在、境内には約20本がある。今年は気温が低かったため、まだ大部分が固いつぼみだが、中には花を付けた枝もみられ、3月上旬には見頃を迎えそう。
3月2、3の両日には観桜会があり、有料の茶席が設けられるほか、踊りや二胡(にこ)などが披露される。
(丸山崇志)