ジャンル・エリア : 甲信越 2013年04月09日

色とりどりに咲くハナモモ=阿智村駒場で
県南のあちこちで赤、白、ピンク3色の花が鮮やかなハナモモが咲き始めた。桜前線の到来が例年に比べて1週間以上も早かった今年は、ハナモモの開花も同様だ。
ハナモモは、電力王と言われた福沢桃介が大正時代に木曽の発電所庭に植えたのが、普及の始まりといわれる。木曽谷と伊那谷を結ぶ国道256号や153号沿線には数多く植栽され「ハナモモ街道」とも呼ばれる。
阿智村の標高の低い場所では三分咲きの木も見られる。ハナモモが咲き乱れ、毎年「桃源郷」と化す同村の月川温泉郷一帯では、20日から「はなもも祭り」を開く計画だ。
(須田唯仁)