ジャンル・エリア : 富山 2013年04月16日

買い物客でにぎわう中、獅子舞を披露する平米小5年生=高岡市坂下町通りで
33年目 10月まで毎月第2、4日曜
高岡大仏前の高岡市坂下町通りを舞台にした「たかおか朝市」が14日早朝、多くの買い物客が詰め掛ける中、33年目のスタートを切った。10月まで第2、第4の日曜日に14回にわたって催し、中心部のにぎわいづくりに一役を買う。
楽しい触れ合いをテーマに市民に愛される「生活市」を目指し、毎年催している。今年は、県内をはじめ金沢市や石川県七尾市内も含め計82店が延長250メートルの通り両わきに立ち、野菜、パン、コーヒーなどを並べた。訪れた人は、おしゃべりを楽しみながら品定めしていた。
オープニングには、地元の平米小学校の5年生が伝統の獅子舞を披露。てんぐ役を務めた籠浦功城(かごうらこうき)君(10)は「こんなに多くの人が来るとは思わなかった」と緊張しながら演じていた。
式では、朝市実行委員会の酒井敏行委員長が「高岡大仏の参道として、これからもまちづくりに貢献したい」とあいさつ。高岡チンドン倶楽部(くらぶ)がにぎやかに通りを流した。
(沢井秀和)