ジャンル・エリア : 甲信越 2013年05月10日

15段の五月人形が展示されている館内=須坂市で
須坂市野辺の「世界の民俗人形博物館」で、15段の特大ひな壇に五月人形を飾る特別展示が開かれている。6月23日まで。
30段のひな飾りで知られる同館が毎年実施しており、今年で6回目。全国の家庭から館に寄贈されたよろい兜(かぶと)の大将人形など250体が棚一面に飾られている。
愛らしい子ども武者や、豊臣秀吉ら本物の武将のものを再現したよろいなど、さまざまな人形が並び、脇には弓矢や扇の置物なども飾られている。
かぶとと陣羽織を着けて記念撮影できるコーナーもある。
博物館は「自宅で五月人形を飾ったり、こいのぼりをあげたりする機会が減っている。世代を越えて見てもらい、昔を懐かしんでもらえれば」と話している。
入館料、大人500円(須坂版画美術館と共通入館券)。小中学生無料。
問い合わせは、世界の民俗人形博物館=電026(245)2340=へ。
(小西数紀)