ジャンル・エリア : 岐阜 2013年05月13日

「城弁」をPRする土里夢の西川厚子さん(左)と畑佐操さん=郡上市八幡町で
お城巡りのお供に「城弁(しろべん)」を-。郡上市の郡上八幡城を運営する郡上八幡産業振興公社は18、19の両日、朴葉ずしなど郷土食を詰めた新しい弁当を販売する。
城を身近な公園のように親しんでもらおうと、駅弁や空弁(そらべん)(空港の弁当)などに続く新しい弁当として初企画。今回は、同市八幡町川合地区の農産加工グループ「土里夢(どりーむ)」が調理する。
朴葉ずしや大根の煮物などを盛った竹かごや、きゃらぶきやえごまのおにぎりを詰めたパックなど3種類を予定している。
城では26日まで「新緑まつり」を開催中。城弁は城の入り口のほか、19日には郡上八幡城再建80周年記念事業オープニングセレモニーが開かれる郡上八幡旧庁舎記念館前でも販売する。
土里夢代表の西川厚子さん(66)と畑佐操さん(71)は「郡上産の食材にこだわり、心を込めて作ります」とPR。公社では「市内のさまざまな店やグループに城弁の開発に参加してもらい、定着させたい」と話している。
問い合わせは、同公社=電0575(67)1819=へ。
(築山栄太郎)