ジャンル・エリア : 富山 2013年05月21日

ヤギのミルクを使ったクッキーを発売する藤田さん=魚津市新角川で
魚津市新角川で「和洋菓子の店フジタ」を経営する藤田秀治さん(59)が、同市小菅沼の山間部で育てられているヤギの乳を使ったクッキー「小菅沼ヤギのミルク入りクッキー」を製造した。26日午前9時~午後2時半に松倉城跡会場(入城の門広場)で催される「戦国のろし祭り」で200袋限定で販売する。
藤田さんは地元食材を使った菓子づくりを続けており、これまでにリンゴ、イワシ、シロエビ、ホタルイカ、ゲンゲを使った5種類のクッキーを販売。今回は第6弾。
小菅沼地区では、サルやクマ、イノシシの被害を防ぐため、雑草を食べるヤギを放牧している。ヤギの乳は今春、子どもを産んだヤギ1頭から搾った2.8リットルを使った。
藤田さんは「ヤギのミルクは牛よりも濃厚で、生地にたっぷりと入れてミルキーな味に仕上げた。小菅沼地区の住民からもおいしいと言ってもらえました」と話していた。
クッキーは1袋65グラム(クッキー9~10枚入り)で400円。(武田寛史)