ジャンル・エリア : 岐阜 2013年05月29日

参加者が見守る中、若尾圭介さん(左)の指導を受け作陶する亀吉(右)=多治見市住吉町の虎渓窯で
名古屋おもてなし武将隊の足軽、亀吉と一緒に美濃焼に親しむ会が27日、多治見市住吉町の虎渓窯であり、市内外の女性ファン9人が参加した。
隊は武将役6人、足軽役4人で構成。名古屋城で観光客を案内している。東海3県の各地を応援する「地元愛プロジェクト」を今月から始め、亀吉は来年2月まで月に1回、会を開く。
虎渓窯の陶芸家若尾圭介さん(44)が志野や織部など美濃焼の種類や歴史を紹介。作陶体験で、亀吉はろくろで湯飲みを成形したが、仕上げで崩れ、笑いを誘った。参加者も茶わんや皿を作り、「自分で形を工夫できて楽しい」とはしゃいだ。
亀吉は「自らの手で普段使う器を作る喜びを知ってもらえたら」と話した。
次回は6月26日。参加は1回限定。費用は3000円ほど。詳しくは、ホームページ(名古屋おもてなし武将隊 地元愛で検索)で。
(谷口大河)