ジャンル・エリア : 石川 2013年06月07日

気持ちよさそうに泳ぐアカウミガメの子ガメ=県のとじま水族館で
昨冬に県内の海岸に漂着したアカウミガメの子ガメの展示が6日、七尾市能登島曲町の県のとじま水族館で始まった。
昨年11月末から12月にかけて、輪島市などの日本海側5カ所で12匹の子ガメが漂着し、館が保護。いずれも甲羅の大きさが10センチ前後で、昨夏に生まれたと思われる。厳冬の日本海でまとまった数の漂着が確認されるのは珍しく、どこから泳いできたのかはわからないという。
館は、漂着の事例を知ってもらおうと、飼育していた子ガメのうち、発育のいい4匹を展示。水槽の中で悠々と泳ぐカメたちは、いずれ海に放つ予定になっている。 (鈴村隆一)