ジャンル・エリア : 甲信越 2013年06月11日

高原一面に咲くジャーマンカモミール=池田町の大峰高原で
「花とハーブの里」で知られる池田町の大峰高原で、ジャーマンカモミールの花が一面に広がっている。
ジャーマンカモミールはキク科で和名はカミツレ。ハーブティーの原料として有名だが、花や葉から抽出したエキスに保湿成分があり、乾燥肌や肌荒れの症状緩和に効果があるとされる。大峰高原のカミツレ研究所が栽培し、入浴剤などを作っている。
高原には約2ヘクタールの畑が広がり、白い花が放つ甘い香りに、ハチやチョウが飛び交う。滋賀県守山市から観光ツアーで研究所を訪れ、刈り取りを体験した主婦山本道子さん(52)は「青リンゴのような香りで爽やかな気分になれた」と話した。6月末まで少しずつ刈り取られる。
(小沢徹)