
手筒花火を披露する「瓢」=養老町の養老の滝で
養老町の養老の滝で一日にあった滝開き式では、地元の団体が雅楽や和太鼓を演奏したほか手筒花火を披露し、訪れた観光客を喜ばせた。
町観光協会の中村一会長は「養老の滝は渇水時でも途切れることがない。若返りの水、歴史の水であり、四年後の養老改元千三百年祭に向けてPRしたい」とあいさつ。大橋孝町長は「この素晴らしい自然を満喫して」と呼び掛けた。
同町宇田の雅楽演奏グループ「鳳声(ほうせい)会」は優雅な音色を響かせ、養老象鼻山太鼓の有志は勇壮なバチさばきを披露した。
養老手筒花火「瓢」の八人は火の粉を浴びながら天に向かって火花を散らし、滝の水音をかき消すほどの爆音を響かせた。
(松瀬晴行)