ジャンル・エリア : 愛知 | 芸術 2014年01月06日
小牧市のメナード美術館で企画展「春に恋して」が開かれている。初公開のルノワール「読書する女」など、春にちなんだ所蔵品約60点が展示され、春らしい華やいだ雰囲気を醸し出している。2月23日まで、月曜休館。
ルノワールは19世紀末のフランスを代表する印象派の画家。「読書する女」は、柔らかなタッチで女性を描くルノワールの特徴がよく出ている。
このほか、桜を描いた田渕俊夫さんの「春爛漫(らんまん)」や、モビールと呼ばれる動く彫刻で有名な米国の彫刻家アレクサンダー・カルダーの作品がある。担当学芸員の門田彩さんは「1年の始まりに作品を見て幸せな気分、穏やかな気持ちになってほしい」と話す。
2月8日にはギャラリーコンサート「春に寄せるロマンス」が開かれる。問い合わせは同美術館=電0568(75)5787=へ。