ジャンル・エリア : まちおこし | まつり | オブジェ | 岐阜 2014年01月14日

通行車両に交通安全を呼び掛ける赤鬼=岐阜市加納朝日町で
岐阜市加納天神町の玉性院で2月3日に開かれる「第63回節分つり込み祭り」を前に、境内と周辺道路に13日、巨大赤鬼3体がお目見えした。
鬼は張りぼてで、高さ7メートルが2体と4メートルが1体。寺院近くの国道157号の交差点には、地元の有志30人が赤鬼を据え付けた。「ゆっくり走ろう」とのたすきをかけ、通行車両ににらみを利かせた。
祭りは1952年に、地域活性化のため始まった。赤鬼姿の厄男と、お福にふんした厄女が近隣を練り歩いて厄を集める。
今年の厄男は同市加納鉄砲町のガラス店経営林泰光(ひろみつ)さん(40)。厄女は安八町の主婦伊藤実岐子(みきこ)さん(31)が務める。
林さんは「気合を入れて大役を果たしたい」と意気込んでいる。祭りは午後7時から。
(松野穂波)