ジャンル・エリア : 愛知 | 文化 | 花 2014年06月12日

来園者への貸し出しが始まった和傘=名古屋市東区の徳川園で
名古屋市東区徳川町の日本庭園「徳川園」で10日、来訪者に和傘を貸し出す催し「雨を聴く 徳川園の和傘」が始まった。7月13日まで。
梅雨の時期の日本庭園ならではの情景を体感してもらおうと、9年前から毎年実施。美濃和紙を貼った赤や黄、若草色など6色の和傘14本を用意し、新緑の木々やハナショウブなど初夏の花を背景に散策を楽しめる。
1本につき1回100円。15日までは、午前10時~午後3時半に入園すれば無料で貸し出す。
徳川園事務所の岩田正雄所長(62)は「雨の日本庭園には和傘が似合う。若い世代の方々にも和傘の魅力を味わってほしい」と来場を呼び掛けている。問い合わせは徳川園事務所=電052(935)8988=へ。
(宮崎正嗣)