ジャンル・エリア : 三重 | 歴史 2014年06月16日

初公開された大判や小判など=三重県松阪市魚町の長谷川治郎兵衛家旧宅で
三重県松阪市魚町の市指定文化財「松阪商人長谷川治郎兵衛(じろべえ)家旧宅」で15日、2月に見つかった江戸時代の大判小判が初めて公開された。
大判小判は敷地内の米蔵に展示。縦15.3センチ、横9.4センチ、重さ165.1グラムの大判「享保大判金」のほか、各種小判や銀貨など24枚が来場者の目を引いていた。
同市内五曲町の渋谷尚樹さん(61)は「想像よりも大きくて驚いた」と話した。来年3月まで毎月第3週の金曜、日曜日に公開する。
長谷川邸は江戸で木綿を取り扱い財を築いた豪商。
(竹田弘毅)