
一面に咲き誇るヒマワリ=四日市市市場町で
四日市市市場町の休耕田で3000本のヒマワリが見頃を迎え、大輪の黄色い花が咲き誇っている。
住民でつくる「市場町の環境を守る会」が6年前から毎年、場所を変えて育てている。今年は660平方メートルの休耕田に5月に種をまき、7月初めに咲き始めた。
大人の背丈以上に育つ一般的なヒマワリと異なり、1.2メートルほどのイタリア原産で、手が届く高さに花を咲かせる。「自然と触れ合ってほしい」という守る会の思いから、花は自由に摘むことができる。
事務局長の斎藤悟さん(58)は「家に飾ったり、お墓に供えたりと住民に好評。来年以降も続けていきたい」と話した。7月末までが見頃という。
(河崎裕介)