ジャンル・エリア : 動物 | 富山 2014年09月16日

順調に育っているかがやき=いずれも富山市古沢の市ファミリーパークで
ファミリーパーク
富山市ファミリーパーク(富山市古沢)で、7月に生まれたグレビーシマウマの雄の赤ちゃんの命名式が14日、同パークであり、来春開業の北陸新幹線にちなんだ「かがやき」と名付けられた。(広田和也)
かがやきは、雌のキャサリン(22歳)、雄のキサラギ(7歳)との間に生まれた。22歳での出産は、19歳というこれまでの記録を更新し、国内最高齢記録。
パークは、7月下旬から8月末まで名前を募集し、県内外から465票が集まった。上位10候補の中から職員25人が投票、さらに協議を経てかがやきに決まった。
命名式では、命名者の家族3組と山本茂行園長、マスコットキャラクターの「里ノ助」が、シマウマ展示場前で名前を発表。山本園長は北陸新幹線の最高速度にちなみ、「時速260キロは出ないとは思うが、未来に向かって歩んでほしい」と期待を込めた。
かがやきは母親と戯れたり、草を食べたりして順調に育っている様子で、訪れた子どもたちは「かわいいね」と愛くるしい姿に見とれていた。
グレビーシマウマは、ケニア、エチオピアに生息する絶滅危惧種。パークでは現在、5頭が飼育されている。

かがやきの名前を発表する命名者の家族ら