ジャンル・エリア : まちおこし | 岐阜 | 文化 2014年12月11日

飛騨萩原駅に飾られた松飾り=下呂市萩原町で
下呂市萩原町のJR飛騨萩原駅に、新年を迎える松飾りが飾られた。
駅で大正時代の女学生姿の職員が切符販売などを請け負っている萩原町商工会が、帰省客に故郷に帰ってきた思いを感じてほしいと2年前に始めた。萩原町の家庭では大みそかに居間の天井に松飾りを掲げ、年越しをするのが昔からの風習になっている。
駅の入り口上に長さ2メートルほどの松の枝を置き、縁起物の宝船、タイ、招き猫、さいころなどの飾りや、「開運招福」などと書かれた札がつるされた。商工会では「旅行客にも地域の正月気分を味わってもらえれば」と話している。来年1月15日まで飾られる。