ジャンル・エリア : 工芸品 | 文化 | 歴史 | 近畿 2015年01月13日

会場に再現されているおけ屋の仕事場=栗東市小野で
おけ屋の仕事やおけをテーマにした特集展示「手仕事の時代」が、栗東市小野の栗東歴史民俗博物館で開かれている。2月15日まで。
会場の中央には、1975年ごろまで同市手原で営業していたおけ屋「桶文」の仕事場を再現。制作に使われていたかんなや木づちなどの道具一式が飾られている。
ほかに水くみや洗濯、魚運搬、風呂、米飯用など、主に明治から昭和にかけて使われていた各種のおけや、制作道具など計60点が並ぶ。県内独特のものでは、ふなずし用のおけも。担当者は「おけを通し、手仕事が盛んでものを大事にしていた時代を知って」と話している。
入場無料。原則月曜休館(祝日の場合は翌日)。(問)博物館=077(554)2733
(倉形友理)