
「芝桜まつり」の開幕を待つ茶臼山高原=豊根村坂宇場で
豊根村の茶臼山高原で16日、「芝桜まつり」が開幕する。標高1、300メートルの丘陵2.2ヘクタールに植えられた6種類、40万株のシバザクラは現在四分咲き。24日前後が一番の見頃になりそう。
「日本一高い場所にあるシバザクラ園」をうたい文句に、村が2007年から5年がかりで植栽。昨年は春先の強風で株がダメージを受け、評判はいまひとつだったが、「今年は自然災害や獣害もなく、生育は順調」と管理に当たる茶臼山高原協会の担当者。
今年は初の試みとして、23日から29日までライトアップを実施。照明装置を3カ所に据え、闇の中にシバザクラを浮かび上がらせる。
リフトの運転は通常午前8時半~午後6時だが、ライトアップ期間中は午後8時まで延長する。
まつりは6月7日まで。村は、昨年より4万人多い25万人の人出を見込む。開花状況や渋滞情報の案内=0536(87)2070=もある。
(鈴木泰彦)