
風に揺れながら青空に浮かぶアリウム・ギガンチウム=南越前町脇本で
南越前町脇本の畑で、巨大なネギ坊主のような「アリウム・ギガンチウム」が見頃を迎えている。咲きそろった紫色の球体が、青空に浮かんで風に揺れ、道行く人の目を引いていた。
ユリ科ネギ属の花で、大きいもので高さ約150センチ、球体は直径20センチ前後に成長する。
同町上野の谷崎多恵子さん(66)が国道365号沿いにある畑の一角で、観賞用として育てており、今年は約270本を植えた。
天候に恵まれたため生育が良く、例年より1週間ほど早く満開になり、見頃の時期は今月上旬までという。
(河野光吉)