ジャンル・エリア : 三重 | 動物 | 海 2015年06月09日

一般公開が始まったミナミアフリカオットセイの赤ちゃん(手前)と母親の「ラン」=鳥羽市の鳥羽水族館で
鳥羽市の鳥羽水族館は8日、先月22日に生まれたミナミアフリカオットセイの赤ちゃんの一般公開を始めた。
赤ちゃんは雌で、生まれた時は体長46センチ、体重4キロだったが、現在は6.3キロまで成長。1週間ほど前から母親で8歳のランに補助されながら泳ぎを覚え、現在は単独で泳げるまでになった。
水族館では水槽を閉鎖して母子の経過を観察してきたが、状態が安定してきたことを受け公開を始めた。
担当飼育員は「赤ちゃんは授乳も確認でき、餌もしっかり食べている。人に見られることにも少しずつ慣れていってくれれば」と話していた。水族館3階の「海獣の王国」にある屋上水槽で公開している。
(中谷秀樹)