ジャンル・エリア : サブカルチャー | 富山 | 芸術 2015年08月07日

デジタル技術で漫画の世界に入り込むような体験を楽しむ参加者=氷見市中央町で
藤子不二雄(A)作品 楽しみ広がる
氷見市出身の藤子不二雄(A)さんの作品を紹介する施設「潮風ギャラリー」(中央町)が7日、リニューアルオープンする。6日に内覧会があり、漫画の世界に入り込んだような体験ができる「デジタルまんがスクリーン」や原画をデジタルプリントしたプリマグラフィが披露された。
1階にはプリマグラフィ38枚や藤子(A)さんの全作品を時系列にまとめた年表を展示。2階はデジタル技術を使った映像や、漫画図書館を設置して体験型のスペースとした。
注目は、人の動きに合わせて漫画を投影する「デジタルまんがスクリーン」。カメラが人を検出し、スクリーン内では「笑ゥせぇるすまん」や「忍者ハットリくん」に登場する。
展示では、新たに「忍者ハットリくん」「怪物くん」の第1話の全ページや、「魔太郎がくる!!」「シルバークロス」などのプリマグラフィが並んだ。市の担当者は「『まんがのまちづくり』の第1歩」と話した。
(高島碧)