ジャンル・エリア : まちおこし | 展示 | 石川 2016年01月06日

門前高の生徒が考えた能登巡り旅行プランに見入る空港利用者=能登空港で
2年生約40人が、今年2回開かれた県教委による「おもてなし講座」を受けた。講師を務めた和倉温泉の加賀屋支配人や旅行会社の社員から旅行の魅力などを教わった。生徒は、学んだことを生かしてツアー内容を考え、ポスターにした。
空港には選抜した4案を展示。「1泊2日能登の旅」では、能登空港に到着後、輪島市の朝市を訪れ、昼食は同市門前町でそばを味わい、曹洞宗大本山である総持寺祖院を巡り、市内のねぶた温泉で宿泊。2日目は七尾市に行き、のとじま水族館、能登島ガラス美術館を見学し、昼食はすしを堪能して同空港から帰るプランを絵も交え分かりやすく紹介した。国名勝の白米千枚田と輪島塗会館、輪島工房長屋を巡るコースなどもある。
石田秋雄校長は「生徒が地元の良さを見直し、訪れる人のことも考えて旅行プランを作ってくれた」と話している。