ジャンル・エリア : 乗り物 | 石川 2016年04月07日

経営体制を一新して運行し始めたゴンドラリフト=白山市の獅子吼高原で
白山市の獅子吼(ししく)高原にあるゴンドラリフトが6日、経営主体を新たにして運行し始めた。初日は約150人が乗り、高原から望む手取川扇状地を撮影したりパラグライダーを楽しんだりした。
ゴンドラは3月末まで「シンクラン」(金沢市)が所有、運行していたが、採算面から撤退し、白山市に無償譲渡していた。市は運行に必要な資格を持ち、市内のスキー場でゴンドラ運行実績がある「スノーエリアマネジメント(SAM)白山」に業務委託した。料金は値下げになった。これまで往復1100円(片道650円)だった大人は700円(同500円)に、小学生は往復500円(同300円)を300円(同250円)にした。
パラグライダーを楽しみに来た村本俊一さん(59)=白山市道法寺町=は「ゴンドラの運行がどうなるか不安だったが、市が引き継いで運行できるようになって安心した」と話した。ゴンドラの運行は午前10時~午後5時で、火曜は運休。 (稲垣遥謹)