ジャンル・エリア : グルメ | 文化 | 近畿 2016年05月23日

来館者に抹茶を振る舞う鵜瀬さん(右)=日野町の旧山中正吉邸で
日野町の近江日野商人ふるさと館旧山中正吉邸で22日、「皐月(さつき)のお茶席」があり、来館者が旧家の座敷で抹茶を味わった。
静岡県で造り酒屋を営んだ日野商人の本宅。住民グループ「日野の伝統料理を継承する会」で活動する地域おこし協力隊員の鵜瀬ゆりさん(30)らが、着物姿で抹茶と和菓子、地元産の北山茶を振る舞った。
来館者は築90年の座敷で新緑の日本庭園を眺めつつ、目と舌で和の風情を満喫。香川県から訪れた病院職員の森下麻衣さん(30)は「お茶がさらにおいしく感じる」と話した。
29日には郷土料理のランチもある。入館料込み1000円。定員40人。(問)日野の伝統料理を継承する会=090(8456)1809
(杉浦正至)