
快晴の下、華やかに咲き誇るバラ=大津市の湖西浄化センターで
大津市苗鹿の下水処理場「湖西浄化センター」内にあるバラ園が見頃を迎えている。
バラ園は下水処理で出た汚泥を堆肥として使用できるか確認するため1985(昭和60)年に開園。市シルバー人材センターが管理しており、今春には車いすが通りやすいよう通路を整備をした。園内には鮮やかな黄色の「ゴールドバニー」や薄ピンク色の「羽衣」など70種800本が植えられている。
23日の同市の最高気温は29.6度と今年一番の暑さを記録。訪れた人たちは日傘を差しながら華やかに咲くバラを楽しんでいた。
市内の主婦根岸玲子さん(59)は「琵琶湖からの風と涼しげなバラの花を見ていると暑さを忘れますね」と見入っていた。
バラ園は6月3日まで。
(中村千春)