ジャンル・エリア : イベント | 甲信越 | 花火 2016年07月20日

温泉旅館の宿泊客らを楽しませた花火=諏訪市の諏訪湖畔で(多重露光)
諏訪市の諏訪湖畔で「上諏訪温泉宿泊感謝イベント」として3000発の花火が打ち上げられ、諏訪湖の花火シーズンの幕開けを告げた。
諏訪観光協会などが、例年7月下旬から8月末まで毎晩花火を打ち上げる「サマーナイトファイヤーフェスティバル」の最終日を飾る盛大なフィナーレを、今年は前倒しする形で初めて開催した。
音楽に乗せて約40分間打ち上げ、夜空に色とりどりの大輪の花を咲かせた。湖畔には宿泊客だけでなく、地元の家族連れも大勢詰め掛け、湖上ならではの水上スターマインなどに大きな歓声を上げていた。
温泉旅館の浴衣姿で見物した愛知県一宮市の自営業男性(61)は「テンポが良くて楽しかった。こういうおもてなしもいいね。また来たい」と喜んでいた。
同協会の担当者は「ゆくゆくは、日中のイベントと組み合わせた構成を考えていきたい」と話していた。
今年のサマーナイトファイヤーフェスティバルは24日から始まる。38日間毎晩、約800発の花火を打ち上げる。
(中沢稔之)