ジャンル・エリア : 展示 | 歴史 | 福井 2016年08月12日

懐かしさを感じさせる写真パネルが並ぶ「昭和のこどもたち」展=大野市役所で
「昭和のこどもたち」の写真パネル展が、大野市役所市民ホールで開かれている。昭和の子どもたちの日常や家族との絆をテーマにした人形を撮影した写真のパネル52点が展示され、ほのぼのとした雰囲気を醸し出している。26日まで。
写真はいずれも、福井市出身の人形作家・石井美千子さんが制作した人形を、テーマに合わせた背景に配置して撮影した作品。市教委が所有し、通常は市内の公民館や保育園、福祉施設などに分けて展示しているが、帰省者が増える旧盆時期に合わせ一堂に集めた。
じゃんけんでかばんを持つ役を決める「学校帰り」、母の膝枕で安心した様子で眠る「ひざまくら」、胸に靴をしっかりと抱いた「新しい靴」など喜びや笑い安らぎといった子どもたちの感情を生き生きと表現した作品が並ぶ。入場無料。
(正津聡)