ジャンル・エリア : イルミネーション | 石川 | 鉄道 2016年08月23日

旧のと鉄道の線路跡に設置されたLEDライト=石川県能登町波並で
石川県能登町の旧のと鉄道波並(はなみ)駅周辺で、かつて列車が走っていた線路跡を日没後に発光ダイオード(LED)ライトで照らし出すイベント「軌道(みち)の灯(あか)りin波並」が開かれている。23日まで。
能登町三波公民館が企画した。昨年はろうそくだったが、今年はLEDを利用。旧波並駅周辺の線路跡約500メートルにわたって、プラスチック容器に入ったライト1200個を並べた。淡い光の列で軌道が幻想的に浮かび上がった。
9月2、3日の波並地区の秋季祭礼「波並大祭」に合わせ、第2弾のライトアップを予定している。
公民館では2014年度から、旧波並駅や線路跡地の利活用と再整備に力を入れている。線路沿いに70本のサクラの植樹、駅ホームでの茶会を実施。本年度は駅名標の再整備や駅舎のリフォームにも取り組んでいる。
(早川昌幸)