ジャンル・エリア : 富山 | 文化 2016年08月23日

国重要文化財・白山宮の舞殿で披露された「こきりこ」=南砺市上梨で
五箇山民謡「こきりこ」の特別披露が、南砺市上梨の国重要文化財・白山宮の舞殿で始まり、観光客が素朴な調べとささら踊りを堪能している。9月4日まで。
こきりこの里四季の祭り実行委員会が、県内に観光客が多く訪れる越中八尾おわら風の盆(9月1~3日)の時期に合わせて主催。同月25、26日に同神社で開かれる「こきりこ祭り」のPRも兼ねている。
特別披露は、越中五箇山こきりこ唄保存会が出演した。女性の踊り手による優雅なシデ踊りに続き、男性の踊り手が軽やかなささら踊りを披露。県内外から訪れた20人は熱心に写真を撮影し、最後は伝統楽器ささらの演奏を体験した。
特別披露は23~25、31日を除く毎日昼ごろ実施。観覧料は大人1000円、小中学生500円。公演数、開演時間は日によって異なる。問い合わせは五箇山総合案内所=電0763(66)2468=まで。
(渡辺健太)