ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 果物 | 静岡 2016年12月06日
◆12市町の22種 アイスや唐揚げ
カップグルメ片手に伊豆半島の周遊を楽しんで-。伊豆半島の13市町でつくる美しい伊豆創造センター(事務局・伊豆市)が、ご当地グルメをカップに入れて販売する「伊豆カップグルメ」を展開している。「おいしい発見をしよう」と銘打って、12市町の22業者が来年3月まで、果物や魚などの食材を詰め込んだ22種の商品を扱っている。
センターによると、伊豆半島を訪れる観光客は自動車で移動し、特定の場所のみを訪れることが多い。全体の活性化を図るため、ドライブしながら複数の地域に足を運んでもらう仕掛けに、ファストフードを参考にしたカップグルメを考案した。
22品のうち、熱海市では温泉熱を栽培に利用したメロンを果汁にしたソフトクリーム、伊豆の国市ではイチゴのフローズンパフェ、沼津市では深海魚メヒカリの唐揚げ、河津町ではワサビ入りソフトクリームなどをそれぞれ販売している。
カップは、透明のプラスチック製で車のドリンクホルダーに収まる大きさ。伊豆半島の絵柄を描いた黄色のロゴマークをプリントして統一感を出した。価格は400~500円と手ごろだ。
センター職員の渡辺圭介さん(32)は「さまざまなグルメを気軽に楽しみ、伊豆の良い所をたくさん知ってもらいたい」と呼び掛ける。問い合わせは、センター=電0558(72)0280=へ。インターネットサイトは「伊豆カップグルメ」と検索。
(佐久間博康)

(左)温泉メロンソフト(右)生いちごのフローズンパフェ