ジャンル・エリア : 三重 | 文化 | 神社・仏閣 2016年12月27日

伊勢神宮に奉納するための餅をつく参加者=伊勢市の伊勢神宮外宮で
伊勢市観光協会による神宮奉納餅つきが26日、市内の伊勢神宮外宮の奉納舞台であった。ついた餅は、大みそかに伊勢神宮の両宮で、年越し餅として参拝者に配られる。
協会の浜田典保会長や鈴木健一伊勢市長、地元選出の県議ら30人ほどが出席。火除橋の近くでおはらいを受けた後、勾玉(まがたま)池の奉納舞台に移動し、順番に臼ときねでもち米をついた。
つきたての餅は、神宮に奉納されたほか、きな粉をまぶして参拝者200人に振る舞われた。
浜田会長は「今年の伊勢志摩サミットに続き、来年はお伊勢さん菓子博がある。餅のように粘り強く伊勢を盛り上げていきたい」と話していた。
協会は31日午後11時から、両宮で各4000個の年越し餅を配布する。
(関俊彦)