ジャンル・エリア : スポーツ | 山 | 石川 2017年01月13日

ゲレンデを整備する圧雪車=白山市尾添の白山一里野温泉スキー場で
ようやく恵みの雪
暖冬による雪不足で約3週間オープンを延期していた白山市の白山一里野温泉スキー場と白山千丈温泉セイモアスキー場は、13日から今季の営業を始める。年明けのオープンは2年連続。
両スキー場を運営するスノーエリアマネジメント(SAM)白山によると、11日から12日にかけてまとまった降雪があり、滑走可能となった。運営を始めた2007年以降でセイモアは最も遅く、一里野は昨季(昨年は1月15日営業開始)に次いで2番目に遅いオープンという。
一里野の12日朝の積雪は山頂で約90センチ、山麓で約50センチ。降りしきる雪の中、圧雪車4台がゲレンデを整備した。寺祥澄支配人は「ようやく恵みの雪が降ってくれた。少しでも早く全面滑走できるよう、降り続けてほしい」と祈った。
13日は、両スキー場とも無圧雪など一部コースを除いて開放する。ほかは積雪に応じて順次対応していく。両スキー場は当初、昨年12月25日にオープンを予定していた。
(谷口大河)