ジャンル・エリア : 文化 | 神社・仏閣 | 福井 2017年01月17日

時折見える青空の下、境内にお目見えした特大のお多福面をくぐる園児たち=福井市の和田八幡宮で
2月3日の節分を前に、福井市和田3の和田八幡宮に特大のお多福や鬼のお面が登場した。2月初旬まで。
約30年前から毎年この時期に設置している。拝殿前には高さ4メートル、幅3メートルのお多福のお面があり、口の部分を大きくして人がくぐれるようにした。
2カ所の鳥居には高さ5メートル、幅4メートルの赤鬼と青鬼のお面が取り付けられ、乗用車も通り抜けられる。宮司の宮城壱(はじめ)さん(67)によると、写真撮影のスポットとしても人気だという。
16日は、青空が時折見えたこともあり、近くの和田こども園の年長園児60人が散歩で訪れた。赤鬼と青鬼のお面に「弱虫鬼出てけー」と元気いっぱいに雪玉を投げた後、晴れやかな表情でお多福のお面をくぐっていた。
(谷出知謙)