ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 工芸品 2017年01月23日

作家が丹精して作った作品が並ぶ会場=富山市古沢で
県内外のガラス作家が作ったひな人形の展示販売「私の選んだお雛様(ひなさま)展」が、富山市古沢の富山ガラス工房で開かれている。どれも作家が丹精して仕上げた1点物で、約80組を展示している。3月3日まで。
工房所属の作家と個人作家の計24人が出品。ひな人形の形を忠実に再現したものから、丸い形に簡略化したものまでさまざま。ガラスの中に切り子模様を入れたり、レース模様に仕上げたりした作品もある。
今年は、来場者が折り紙で折った鶴やおひなさまを飾るつるし飾りも用意。おひなさまの歴史や由来もパネルで解説している。
同工房営業企画課の笹倉和子さんは「透明感があり、奥行きのあるガラスの良さが出た作品ばかり。大事に使って何代も受け継いでほしい」と話している。営業時間は午前9時~午後5時。 (山中正義)