ジャンル・エリア : 山 | 滝 | 甲信越 | 自然 2017年01月24日

スノーシューの体験とカートが引けるかどうかを確認するスタッフ=木曽町で
木曽町開田高原の観光振興や健康づくり活動に取り組んでいる「木曽おんたけ健康ラボ」のスタッフたち6人が22日、同高原にある「バイエルンの森」で西洋かんじきとも呼ばれるスノーシューを体験した。同ラボは2、3月に体験プログラムを企画しており、参加者を募集している。
バイエルンの森は民有林で、広さ3ヘクタールにドイツトウヒの木が植えられている。この日は、スタッフたちによるスノーシュー体験とともに、車輪付きカートに小さなスキー状の板を付け、引っ張っていけるかどうかを試した。
森の中は新雪が積もり、スタッフらはスノーシューを履いて気持ち良さそうに散策。カートも雪の上を滑り、幼児を乗せても引いていくことができることを確認した。
スタッフ代表の中島佐恵子さん(36)は「木にハンモックを掛けて寝そべったり、コーヒーを沸かして飲んだりするバリエーションを考えたい」と話し、中島さんに同行した娘(12)は「スノーシューは初めてだったけど普通に雪の上を歩けた。自然の中に入っていくような感覚で楽しかった」と語った。
同ラボが企画しているスノーシューの体験プログラムは、2月12日に滝を見に行く中級コースと、3月5日に地蔵峠越える上級コース。参加費はそれぞれ4500円、6000円。
(問)木曽おんたけ健康ラボ=0264(24)0870
(桜井祐二)