ジャンル・エリア : オブジェ | 三重 | 山 2017年01月27日

山上公園に完成した氷瀑=菰野町の御在所岳で(御在所ロープウエイ提供)
流れる滝が凍ったかのようなオブジェ「氷瀑(ひょうばく)」が、菰野町の御在所岳(1,212メートル)の山上公園に完成した。
高さ10メートル、幅20メートル、厚さ3メートルほど。御在所ロープウエイの職員が山上公園駅近くにしつらえた。
昨年12月中旬に鉄パイプの枠組みを設置。パイプに枯れ木の枝を取り付け、気温が氷点下の時に霧状の水を吹き付けた。溶けて崩れたこともあったが、25日に枠組み全体が氷に覆われた。
ロープウエイの担当者は「晴れた日には青く輝く。樹氷とともに雪山の景色を楽しんでほしい」と話す。気温により前後するが、2月中は楽しめるという。
氷瀑は1981年から毎年作られている。
(芝野享平)