ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 文化 | 甲信越 2017年03月21日

つるし飾りを見上げる子どもたち=松川町の清流苑で
旧暦で行事を行う風習がある松川町大島にある、町営温泉宿泊施設「清流苑」のロビーで、つるし飾り2300体が展示されている。旧暦のひな祭りの4月3日まで。
人形を作ったのは、駒ケ根市の市民団体「あつい!こまがね」。一つ一つカラフルな布で手作りした鳥や金魚、電車などの人形が、高さ3メートルからつるされている。
鮮やかな飾りが来館者の目を楽しませ、親子連れらが「きれい」「かわいい」などと声を上げていた。ロビーにはほかに、地元の人が寄贈した雛人形(ひなにんぎょう)も並べられている。
清流苑の北沢秀公総支配人は「来館者から大好評で、これだけを見に来る人もいる。温泉だけでなく、観賞してもらい癒やされてもらえたら」と呼び掛けた。
(伊勢村優樹)