ジャンル・エリア : 乗り物 | 富山 | 海 2017年04月06日

氷見沖の定置網や唐島などを観光できる氷見沖クルージング=氷見市中央町で
海越しの立山連峰や氷見市沖の定置網、阿尾城跡、唐島を間近に見られる氷見沖クルージングが5日、今季の運航を始めた。一般社団法人富山湾マリン(同市伊勢大町)の遊覧船「若潮」(定員50人)が25分間のクルーズを1日12便運航する。11月下旬まで。
同市中央町の漁業交流施設「魚々座(ととざ)」近くの乗り場で、安全祈願祭があり、富山湾マリンや市観光協会の関係者20人ほどが安全運航を願った。
若潮は12日から5月2日まで、滑川市の「ほたるいか海上観光」に使われることになっており、富山湾マリン代表理事で市観光協会会長の松原勝久さんが「氷見は寒ブリ、滑川はホタルイカがある。大切な海上観光に、共に協力していきたい」とあいさつした。関係者は晴れ空の下、早速船に乗って景色を楽しんだ。
若潮は、氷見沖と滑川沖を行き来していたが、船の負担が大きく故障するトラブルが起きたため、昨年は滑川沖での運航を中止。しかし今年、滑川市から依頼を受け、期間を定めて滑川沖でも運航する。
氷見沖クルージングは、9日まで運航し10日から運休。5月4日に再開し、11月下旬まで運航する。料金は中学生以上1000円、小学生500円。運航は午前9時~午後3時半。(問)市観光協会0766(74)5250 (高島碧)