ジャンル・エリア : 文化 | 石川 | 自然 2017年04月25日

風に揺られて泳ぐこいのぼり=小松市布橋町で
端午の節句(5月5日)を前に、小松市布橋町の「十二ケ滝」に23日、色とりどりのこいのぼりが飾られた。
滝近くにある沢町の住民有志8人が、市民らから譲り受けた赤や黒、青色などのこいのぼり33匹を長さ約35メートルのワイヤに取り付けた。風に揺られて、こいのぼりは滝の上を気持ちよさそうに泳ぎ、親子や通行人が足を止めて眺めたり、写真に収めたりして季節感のある風景を楽しんでいた。
毎年設置していて、今年で26年目。5月中旬まで飾る。有志代表の田中武保さん(73)は「こいのぼりと西尾地区の豊かな自然の風景を楽しんでほしい」と話している。
田中さんは、飾らなくなったこいのぼりの寄付を引き続き募集している。(問)コーヒー&ギャラリー「花・水・樹」090(2125)6615
(竹内なぎ)