ジャンル・エリア : テーマパーク | 動物 | 甲信越 2017年05月02日

すくすくと育つ双子の子ヤギ。左は母親の「つばき」=塩尻市のチロルの森で
塩尻市北小野にある「信州塩尻農業公園チロルの森」の牧舎で、3、4月に生まれたウサギやヤギ、ジャージー牛などの赤ちゃんが来園者の人気を集めている。
牧舎では3月上旬にウサギが5匹生まれ、4月にはヤギの「つばき」が双子の雌、ジャージー牛の「すずらん」が雄1匹を相次いで出産した。近くヒツジの赤ちゃんも生まれるという。
子ヤギの誕生は2年ぶりで、つばきの後を付いて回って母乳を飲むなどの愛らしい姿を見せている。
飼育員の佐藤ひでさん(20)は「子ヤギも子牛も今が一番かわいらしい時期。多くの人に見てもらいたい」と話している。
チロルの森は3月下旬の冬季休園開けから、県民と塩尻市民の入園料を引き下げた。地元の人に多く訪れてもらうのが目的で、一般(中学生以上)は1000円、4歳~小学生は600円だが、県民はそれぞれ700円、300円、塩尻市民は500円、300円。住所が分かる証明証を見せれば割引となる。
奥中広之副支配人は「ここ5年間の来場者は8万~9万人で推移しているが、今季は10万人を目指している。リピーターを増やしていきたい」と話している。
火曜定休だが、大型連休中と夏休み期間中は無休。(問)チロルの森=0263(51)8100
(一ノ瀬千広)